診療現場からの報告

男性精器の諸問題「加齢による勃起能力低下とその対抗策」

2009年にドイツ系のある製薬会社が、7000人を超える20歳以上の成人男性を対象に、性生活や勃起時の陰茎の硬さや亀頭のハリに関するアンケートを行ないました。陰茎や亀頭の硬さの目安としては、米国で開発されたEHS(Erection Hardness Score)という評価基準を用いました。アンケートの回答者は、自己診断が容易にできるように、勃起時の硬さを5つの段階に分けました。勃起時の陰茎や亀頭の硬さを「りんご(陰茎や亀頭は完全に硬く硬直している。)」、「グレープフルーツ(陰茎や亀頭は挿入には十分硬いが完全には硬くはない。)」、「みかん(陰茎や亀頭は硬いが挿入には十分なほどではない。)」、「こんにゃく(陰茎や亀頭は大きくなるが硬くはない)」、まったく陰茎が硬くならない、という5の段階です。

このアンケートの結果によると、年齢と共に陰茎や亀頭の硬さは弱まり、40歳以上になると約7割の男性が陰茎や亀頭の勃起時の硬さに自信を持てないと回答しています。また高齢になるにつれ陰茎や亀頭が充分に勃起しないために挿入の途中で陰茎が中折れし、セックスまで至れないという実態も明らかになっています。中折れとは、陰茎や亀頭の海綿体が十分な量の血液で満たされず、陰茎の硬さが確保できないという状態です。その原因としては、悩みごとや過度のストレスによって海綿体内の血管が血行不良になっていることなどが考えられます。

仮性包茎であっても、若い時には陰茎の太さや亀頭の硬さを維持できるので、亀頭を覆っている余分な包皮もセックスの邪魔にはならなかったのでしょうが、中年となり若い時のような勃起時の硬さが損なわれてくると、挿入感や摩擦感による刺激が弱くなり、男性と女性のいずれも快感のレベルがダウングレードしてしまいます。

勃起時の陰茎や亀頭の硬さは、何もしなければリンゴからこんにゃく、さらには生麩のような柔らかさまで弱体化していきます。「あなたの亀頭は生麩(なまふ)よりはマシだけど…、こんにゃく程度では物足りない。」などと女性に不満を言われる前に、対策を立てなければ、セックスの悦びなど味わえないという侘びしい日々になりかねません。

選択肢のひとつとして、「勃起が不十分のために性交ができないことが時々ある」という中等度のED(勃起不全、勃起障害)であれば、バイアグラなどのED治療薬を服用するという方法があります。あるいは、亀頭や陰茎を物理的に治療する:余分な包皮を除去する包茎手術、亀頭増大や陰茎増大、あるいはシリコンボールなどを挿入することで新しく性器をデザインするという、手術による積極的な改善方法もあります。このような包茎手術、亀頭増大手術、陰茎増大手術は、東京ノーストクリニックのように包茎専門の形成外科で治療できます。

「セックスでパートナーを満足させている自信があるか?」というアンケートの設問に対して、40歳台では40%、50歳代では34%、60歳代ではわずか28%しか「満足させている」と答えていません。男性にとってセックスのゴールは射精です。しかし老齢になると射精はするものの女性にエクスタシーを与えることができなくなり、セックスで満足させることができなくなっているという自己判断の割合が高くなるは、亀頭の硬さや陰茎のハリが失われたことと無関係ではないでしょう。

セックスを楽しめる生活は、暮らしに潤いを与えます。その基本としては、陰茎や亀頭を挿入出来るだけの硬さを保ち、その時間を長く維持できる女性好みの性器が必要です。あるいは硬さを維持できないにしても、亀頭増大や陰茎増大、シリコンボールなどを挿入することで、女性に悦びを与える陰茎へと進化させれば、いつまでもセックスの快感を共有できるパートナーシップが築けるはずです。


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