射精までに時間がかかる、なかなか射精に至らないといった「遅漏」の悩みは、周囲に相談しづらく、一人で抱え込んでしまいがちです。「どうして遅漏になってしまうのだろう?」「遅漏はどうすれば改善できる?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。 遅漏にはさまざまな原因がありますが、実は意外なことに包茎が関係している可能性もあります。 そこで今回は、遅漏の定義や原因、包茎との関係や改善のポイントについて分かりやすく解説します。
遅漏とは?その定義

遅漏とは、性行為において射精までに非常に長い時間がかかったり、十分な性的刺激があっても射精に至ることができなかったりする状態を指します。 国際性機能学会(ISSM)によれば、遅漏(遅延射精)は「本人が望んでいないにもかかわらず、射精が著しく遅れる、または射精できない状態」と定義されています。 勃起は維持できているものの、射精がコントロールできない点が特徴で、一時的な体調不良だけでなく、心理的要因や身体的要因が関与している場合もあります。「射精まで時間がかかる=問題がない」と捉えられがちですが、本人にとっては大きなストレスとなるケースも少なくありません。 遅漏は、パートナーとの性行為が長時間に及んだり、途中で行為を中断せざるを得なかったりする原因になることもあります。
遅漏になる原因
実は、遅漏は一つの原因だけで起こるものではありません。身体的な要因や心理的な要因、日常の習慣などが複合的に関係していることが多い症状です。年齢や体調の変化だけでなく、これまでの自慰行為の習慣や、ストレス・服用している薬の影響などが関与するケースもあります。 ここでは、遅漏の原因をいくつかのタイプに分け、それぞれどのような要因が関係しているのかを整理して解説していきます。
鈍麻性遅漏:不適切な自慰行為
鈍麻性遅漏は、不適切な自慰行為が習慣化することで起こりやすいタイプの遅漏です。 たとえば、床に陰茎を押し付けるいわゆる床オナや、陰茎を強い力で握る自慰、電動マッサージ機の使用などによる過度な刺激に慣れてしまうと、通常の性行為で得られる刺激では物足りなくなってしまいます。その結果、勃起は維持できていても、膣内での刺激では射精に至りにくくなり、遅漏として自覚されるようになるのです。 刺激の強さに偏った自慰習慣が続いている場合は、射精の感覚が鈍くなっている可能性があります。ご自身のやり方を見直してみましょう。
老衰性遅漏:加齢による身体的機能低下
老衰性遅漏は、加齢に伴う身体機能の低下が関係して起こる遅漏です。 誰でも年齢を重ねるにつれて、男性ホルモンの分泌量が減少し、血流や神経の働きが低下していきます。その結果として、性的刺激が伝わりにくくなることがあるのです。 また、射精や勃起に関わる筋力の低下も影響し、射精までに時間がかかる、もしくは射精しにくくなるケースも見られます。特に40代以降では、このような身体的変化が重なり、遅漏として現れることがあります。
心因性遅漏:ストレスや精神的負担
心因性遅漏は、身体的な異常がないにもかかわらず、心理的な要因によって起こる遅漏です。 たとえば、仕事や人間関係のストレス、性行為に対するプレッシャー、不安や緊張などが影響し、射精がうまくできなくなることがあります。 このタイプの特徴として、マスターベーションでは問題なく射精できる一方で、特定のパートナーや状況下では射精に至らないケースが多く見られます。精神的な負担が強い状態が続くと、遅漏だけでなく勃起不全につながる可能性もあるため注意が必要です。
生活習慣や薬剤の影響も
遅漏は、日々の生活習慣や服用している薬剤の影響によって引き起こされることもあります。 たとえば、睡眠不足や運動不足が続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなり、性的な興奮や射精反応が弱まることがあります。 また、過度な飲酒は中枢神経の働きを抑制し、刺激の感じ方を鈍らせる要因になります。その結果、性行為中に十分な快感を得られず、射精までに時間がかかるケースもあります。 さらに、抗うつ薬や降圧薬、前立腺治療薬など、一部の薬剤には副作用として射精しにくくなる作用が見られることがあります。生活習慣や薬の影響は自覚しにくい場合も多いため、遅漏が気になる場合は、日常の過ごし方とともに服用中の薬についても一度見直してみましょう。
包茎も遅漏を引き起こすきっかけになる
遅漏の原因はさまざまですが、包茎であることが間接的に影響しているケースもあります。包皮の状態によって刺激の伝わり方が変わったり、性行為中の痛みや違和感が集中力を妨げたりすることで、射精に至りにくくなることがあるためです。 また、包茎に伴う見た目や感覚への不安が心理的な負担となり、無意識のうちに射精を遠ざけてしまう場合もあります。 ここでは、包茎がどのように遅漏のきっかけになり得るのかを、具体的な要因ごとに解説していきます。
包皮で刺激が邪魔される
包茎の場合、包皮が亀頭を覆っていることで、性行為中の刺激が十分に伝わりにくくなることがあります。本来であれば亀頭に直接伝わるはずの刺激が、包皮によって緩和されてしまい、快感を得にくくなるためです。その結果、勃起は維持できているものの、刺激が物足りず射精までに時間がかかったり、最後まで至らなかったりするケースが見られます。 たとえば真性包茎では、亀頭がほとんど露出しないため、この影響を強く受けやすい傾向があります。 刺激がうまく伝わらない状態が続くと、「感じにくいのが当たり前」という感覚が定着し、遅漏につながるきっかけになることもあります。
包茎による強すぎる自慰習慣
包茎の人の中には、無意識のうちに強すぎる刺激で自慰行為を行う習慣が身についているケースがあります。特に、包皮を被せたまま陰茎を強く握る方法(ギュッと握る皮オナ)は、包茎の人がやりやすいものです。 強いグリップで行う自慰行為は、通常の性行為では得られない強い圧迫刺激が加わり、その刺激に体が慣れてしまいます。その結果、性行為時の自然な刺激では物足りなく感じるようになり、射精までに時間がかかる、あるいは射精に至りにくくなることがあります。 本人に自覚がないまま習慣化していることも多く、「なぜセックスでは射精しにくいのか分からない」と悩む原因になるケースも少なくありません。
性交痛で性行為を続けられない
包茎の状態によっては、性行為中に強い痛みを感じてしまい、行為を続けられなくなることがあります。 たとえば、真性包茎で包皮口が狭いと、勃起や挿入の際に包皮が無理に引っ張られ、ヒリヒリとした痛みや裂けるような感覚を覚えやすくなります。 痛みが出ると、射精どころではありません。無意識のうちに動きを抑えたり、途中で行為を中断せざるを得なくなったりします。この状態が続けば、「また痛くなるのではないか」という不安が先に立ち、性的興奮が高まりにくくなることもあります。 こうした、包茎に伴う性交痛と心理的なブレーキが重なることで、性行為に集中できず、結果として遅漏につながるきっかけになる場合があります。
包茎に対するコンプレックス
包茎であること自体が、心理的な負担となり、遅漏につながるケースもあります。見た目への不安や、「パートナーにどう思われているのか」といった気持ちが頭をよぎることで、性行為中に気持ちが集中しにくくなるためです。 たとえば、過去に包茎を指摘された経験がある、インターネット上の情報を見て過度に気にしているといった場合、無意識のうちに緊張やプレッシャーを感じやすくなります。このような精神的な負担は、性的興奮を抑えてしまい、射精までに時間がかかる原因になることがあります。
コンドームのズレなどで集中できない
包茎の場合、性行為中にコンドームがズレやすく、気が散ってしまうことがあります。 仮性包茎の場合、包皮が前後に動くことでコンドームの位置が安定せず、途中でズレたり、外れそうになったりすることがあります。こうした状況になると、「ちゃんと装着できているか」「外れていないか」といったことが気になり、性行為に集中しづらくなります。その結果、性的刺激に意識を向ける余裕がなくなり、射精のタイミングをつかみにくくなるケースもあるようです。
遅漏のデメリット
遅漏は命に関わる症状ではありませんが、放置していると本人やパートナーにさまざまな負担が生じることがあります。「時間がかかるだけ」と軽く考えてしまいがちですが、性生活や人間関係、心理面に影響を及ぼすケースも少なくありません。 遅漏によって起こりやすい主なデメリットは、以下のとおりです。
・性行為が長時間になり、本人やパートナーが疲れてしまう ・途中で行為を中断することが増え、満足感を得にくくなる ・「最後までできないのでは」という不安やプレッシャーを感じやすくなる ・パートナーに申し訳なさや気まずさを感じてしまう ・性行為そのものに自信を失い、セックスを避けるようになる ・心理的ストレスが蓄積し、勃起不全(ED)につながる可能性がある
このように、遅漏は単なる射精の問題にとどまらず、心身の負担やパートナーとの関係性にも影響を与えることがあるため、気になる場合は早めに向き合うことが大切です。
遅漏を改善する方法
遅漏は体質だからと諦めてしまいがちですが、原因に合わせた対処を行うことで改善が期待できることも少なくありません。生活習慣や行動の見直し、心理面へのアプローチなど、できることは複数あります。 ここでは、遅漏の原因別に意識したい改善のポイントについて、日常生活の中で取り組みやすい方法を中心に紹介していきます
適切な自慰行為を行う
遅漏の改善を考えるうえで、まず見直したいのが日常的な自慰行為のやり方です。特に、強く握りすぎる、長時間続けるといった刺激の強い方法が習慣化していると、性行為時の刺激では物足りなく感じやすくなります。 包茎の人の場合、包皮を被せたまま強く握る癖がつきやすく、知らないうちに過度な刺激に慣れてしまっていることが少なくありません。その結果、セックスでは十分な刺激を感じられず、射精までに時間がかかる原因になることがあります。 改善のためには、力を入れすぎない、適切な時間で終える、実際の性行為に近い刺激を意識するなど、刺激の強さを抑えた自慰行為を心がけることが大切です。日頃の習慣を見直すことが、遅漏改善の第一歩につながります。
生活習慣を整える
遅漏の改善には、日々の生活習慣を見直すことも大切です。 たとえば、睡眠不足や不規則な生活が続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなり、性的な興奮や射精反応にも影響を与えることがあります。 また、過度な飲酒や喫煙、栄養バランスの偏った食生活も、血流や神経の働きを低下させる要因になります。これらが積み重なることで、刺激を感じにくくなり、射精までに時間がかかる状態につながることもあります。 十分な睡眠を確保する、食事の内容を整える、飲酒量を見直すなど、基本的な生活習慣を整えることが、遅漏改善の土台となります。
適度な運動をする
遅漏の改善には、適度な運動を取り入れることも効果的です。 運動不足が続くと下半身の血流が悪くなり、性的刺激が伝わりにくくなることがあります。ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなど、無理のない運動を継続していけば、血流が促進されて性機能に関わる筋肉や神経の働きを保ちやすくなります。 また、運動はストレスの解消にもつながるものです。適度に体を動かせば、心理的な緊張が原因となる遅漏の改善にも役立ちます。日常生活の中に適度な運動を取り入れることが、射精しやすい体づくりにつながることでしょう。
カウンセリングを受ける
遅漏の原因がストレスや不安、プレッシャーといった心理的な要因にある場合は、カウンセリングを受けることも有効な方法です。 自分では気づいていない心の負担があり、射精にブレーキをかけているというケースは決して少なくありません。専門家に話を聞いてもらうことで、性行為に対する考え方や不安の原因を整理でき、気持ちが軽くなることがあります。 たとえば、「失敗したらどうしよう」「満足させなければならない」といった思い込みが強い場合、カウンセリングによって改善の糸口が見つかることもあります。身体的な問題が見当たらないのに遅漏が続く場合は、心理面からのアプローチも選択肢の一つとして考えてみるとよいでしょう。
包茎手術も改善の糸口に
遅漏の原因が包茎に関連している場合、包茎手術が改善のきっかけになることもあります。包皮によって刺激が遮られていた状態が改善されることで、性行為中の刺激が伝わりやすくなり、射精までの感覚がつかみやすくなるケースがあるためです。 また、性交痛やコンドームのズレといった包茎特有の悩みが解消されることで、性行為への不安や緊張が軽減され、心理的な負担が減ることも期待できます。こうした身体面と心理面の両方が整うことで、遅漏の改善につながる場合もあります。 すべての遅漏が手術で解決するわけではありませんが、包茎による影響が大きいと感じている場合は、専門の医療機関で相談してみることも一つの選択肢といえるでしょう。
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まとめ

今回は、遅漏の定義や原因、包茎が遅漏に関係する可能性について解説しました。 遅漏は、加齢や生活習慣、ストレス、不適切な自慰行為など、さまざまな要因が重なって起こる症状です。 また、包茎の場合は包皮によって刺激が伝わりにくくなったり、性交痛やコンドームのズレ、見た目へのコンプレックスなどが影響し、射精までに時間がかかる状態につながったりすることがあります。こうした身体的・心理的な要因が重なることで、遅漏が慢性化してしまうケースも少なくありません。 遅漏の改善には、自慰行為や生活習慣の見直しがまずは大切です。そして包茎が一因となっている場合は、包茎手術が改善の糸口になることもあります。 包茎のことでお悩みなら、東京ノーストクリニックへお気軽にご相談ください。


