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包茎手術で後悔しないための対策はコレ!実際に起きたトラブルも紹介

包茎手術をした人からトラブルが起きて後悔したという話を聞くと、ちょっと心配になりますよね。しかし、実際には後悔よりも受けた後の生活に満足しているケースがほとんどです。本記事では実際にあった包茎手術のトラブルから後悔しないための対策を学びましょう!包茎手術を検討している方は、対策をとってトラブルに遭わないようにしましょう。

包茎手術で実際に発生するトラブル

包茎手術を受けた人にはどんなトラブルが起こっているのでしょうか。消費者生活センターに寄せられている事例から、主なトラブルについて説明します。

その1:高額な費用請求をされた?!

包茎手術では、思っていたよりもかなり高額な手術代を請求されたという声が多くあります。そのほとんどが、美容クリニックなどで行われた包茎手術です。 自由診療の包茎治療は、クリニックごとに価格を決めることができるため、何百万円もの高額請求をされたという事例は確かに存在します。しかし、多くのクリニックは適正価格を提示しています。 健康保険で一部負担できる一般泌尿器科の治療よりも、包茎専門クリニックや美容クリニックでの自由診療の方が高額になりやすいということは理解しておきましょう。 包茎専門クリニックや美容クリニックでは、使用されている医療器具や技術が専門性の高いものになります。シンプルな包茎手術を美容的に特化した包茎手術に変更するだけでも、20~30万という値段になり、一つひとつの内訳を見れば手術の価格は適正です。 高額になっている包茎手術では、オプションをたくさんつけていることが考えられます。オプション一つが数万~数十万円だと、50万程度はすぐにオーバーしてしまいます。

その2:包茎手術で失敗?!

包茎手術をした後に「失敗した!」と感じるのは、ペニスの見た目や機能に問題があるときです。受けた包茎手術の種類や医師の技術によって、ペニスの機能や見た目に影響がでます。男女関係でトラブルに発展してしまうこともあり、手術を後悔する人もいるでしょう。 包茎手術後にペニスの見た目で後悔したと感じるのは、一般泌尿器科の包茎手術でツートンカラーの陰茎になってしまうからです。しかし、見た目は良くないですが機能は改善されているので、失敗ではありません。 また、包茎手術をして早漏になったと感じる方がいますが、今まで包茎で隠れていた亀頭が丸出しになってダイレクトに刺激を受けるようになったからです。しばらくすれば慣れてくるでしょう。 美容面で行われている包茎手術には様々な方法があり、性感帯を傷つけてしまったり、亀頭が変形したりといった高リスクの手術方法もあります。手術の失敗は医師の技術不足によるもので、実績のある男性器専門の病院ではほとんど起こらないので医師選びは重要です。

包茎手術はどんなことをするの?

包茎手術は亀頭を覆っている包皮・包皮輪狭窄のある包皮部分を切除して、自然と亀頭が露出した状態をキープさせることを目的に行います。 環状切開術では生殖機能の回復が目的ですが、さらに進化して見た目にキレイな手術方法として美容形成手術があるのです。

泌尿器科では環状切開術が基本

一般泌尿器科で行う包茎手術は「環状切開術」です。ツートンカラーの見た目が失敗に感じる方がいますが、亀頭の露出だけが目的なので成功事例になります。 環状切開術はシンプルな手術で特別な技術や特殊な器具も必要としません。見た目にはこだわりのない機能を回復させるだけが目的の手術方法で、傷跡が残ることもあります。 真性包茎は健康保険が適用され、自分で支払う金額は全額の1~3割だけです。診察や薬代も込みで10万円前後かかっていても、実際に支払うのは1~3万円程度とかなり安い印象になります。しかし、仮性包茎や一部のカントン包茎は保険適用外で、全額支払うため高いと感じてしまうでしょう。

専門クリニックは美容形成術

専門クリニックで行う環状切開術もツートンカラーにはなるものの、傷跡が残らないように配慮されています。縫合技術を駆使しており、手術に使用する針も極細タイプです。 包茎を治療するときに「もっとかっこいいペニスにしたい」という要望に対して、ツートンカラーにならない手術方法を選ぶこともできます。 包茎手術の方法にはいくつか決まった型がありますが、さらに改良を加えたオリジナルの手術方法を行っているクリニックもあります。 環状切開術は7~10万円程度で受けられますが、美容形成術になると30万円以上に設定しているクリニックも多いでしょう。どこまで理想に近づけるかによっても費用に大きな幅が生じるため、傷跡や形、サイズなど何を重要視しているか考えを固めておくと話がスムーズです。

包茎手術後のメリット

包茎手術で後悔する方もいますが、多くの方は包茎手術によって生活に満足していただけています。

臭いや痛みがなくなった

真性包茎や包皮口の狭い包茎では臭いを気にして手術する方もいます。生活で感じている毎日の不快感や手入れも楽になって、炎症や性病といった不安から解放されます。

性生活が楽しくなった

包茎が気になって消極的になっていたセックスも積極的に楽しめるようになり、彼女との関係も以前より良好に感じられるでしょう。ペニスに対する劣等感がなくなると、自然と自分にも自信が持てるようになります。

包茎手術の後はサイズが大きくなる?小さくなる?

包皮の厚みがなくなることでペニスのサイズを小さく感じてしまう場合もあるようですが、実際にはサイズは変わりません。 包茎のペニスは包皮で成長が邪魔をされて先細りすることもあります。包茎の方はサイズアップに対して興味を持っている男性が多いです。せっかく包茎を治しても、今度はサイズに悩むかもしれません。 包茎を治してもサイズが気になるかもしれないと心配な方は「亀頭増大術」や「長茎術」を包茎手術と同時に受けることもできます。

包茎手術で後悔するのはなぜ?

実は、包茎手術を受けて後悔をするケースでは、包茎手術を正しく理解できていないことがよくあります。本人がちゃんと手術について理解して納得できていれば、後悔することは少ないのです。

手術費用が高く感じる原因

適正価格の包茎手術であるにもかかわらず、費用感を知らずに金額だけを聞いて「高額請求された」と後悔につながることがあります。 包茎手術を検討している男性が包茎手術に支払う心づもりをしている金額は、多くが5~10万円程度です。しかし、実際に支払った金額は50~100万円と、5~10倍も高くなっていることが費用で後悔が起こる原因でしょう。 しかし、包茎手術を受ける方の中にはペニスのサイズも大きくしたいと思っている方もいて、亀頭増大術や長茎術なども同時に希望されます。美容目的の手術にかかる費用は機能回復目的の手術よりも高い設定がされているのですが、内訳を把握して金額に納得できれば問題にならないはずです。

包茎手術についてよく分かっていなかった

手術の方法や仕上がり、手術に伴うリスクなどについて分かっていないと、手術が終わってから「こんなはずではなかった」と後悔することになるかもしれません。 カウンセリングで十分な説明が聞けなかったときや医師の説明に納得できていないときは、まだ契約をするべきではありません。「せっかく来たから!」と、勢いで契約をしてしまわないようにしましょう。

包茎手術をして後悔する事例

包茎手術とは男性にとってシンボルとなる大切なペニスにメスを入れる手術です。そのため、手術をする前には大いに悩まれることでしょう。そして悩みに悩んだ末に決心したにも関わらず失敗してしまったとしたら…後悔してしまうのは当たり前のことです。 ノーストクリニックには他院で包茎手術を行ったものの、その仕上がりに納得ができず修正手術について相談される方が多くいらっしゃいます。実際に当院の医師が患者さんから伺った、包茎手術をして後悔した事例を5つご紹介します。

ツートンカラーで手術が丸わかりに

包茎手術の失敗で最も多いのが「ツートンカラー」です。包皮の縫合後が境目となって、2色に分かれている状態を言います。

Aさんは真性包茎の手術を泌尿器科で保険適用にて行ったそうです。術後の痛みなどは全くなく、スムーズに終わったものの抜糸をしてペニスを見ると鮮やかにツートン状態になっていたのだとか。あまりにも目立つため銭湯はもちろん、パートナーとの性行為も恥ずかしくて避けているのだそうです。
まず前提知識として、包皮は亀頭付近の内板という薄いピンクの包皮と、根元側の茶色く分厚い外板に分かれています。包茎の人は内板部分が多く余っていて、手術を行うとツートンカラーにはどうしてもなってしまうものです。特に、保険適用で包茎手術を行う泌尿器科では、医師の技術力が低いことも多く、仕上がりにこだわりがないため目立つ位置でツートンカラーになることが少なくありません。 しかし、仕上がりにこだわって手術を行えばそこまで目立つことはありません。基本の環状切開術であっても、事前のデザインをしっかり行ってなるべく目立たない位置での切除を意識し、精密な施術を行えばツートンカラーがほぼ目立つことはありません。また、自費診療にてより美しい仕上がりの手術をご希望されれば、自然でツートンカラーはほぼ目視できないレベルにすることも可能です。術後、勃起を繰り返すことで外板の包皮にシワが寄ってくるため、仕上がりはさらに自然になっていきます。

傷跡が目立つ

切除した後の縫合部分が目立ち、ギザギザの傷跡になるケースも多い失敗事例です。場合によっては縫合跡が膨らみ、痛々しい状態になっていることもあります。 Bさんは仮性包茎で悩んだ末に手術を行ったそうです。その医院では抜糸式の糸でそれまでは包帯をしていたそうですが、抜糸の日にじっくり見てみると傷跡がかなり目立つ状態になっていたのだとか。「ある程度すれば馴染みます」と医師に言われたものの、2か月経っても良くならず、修正を希望されました。 切除後に亀頭側の内板と根元側の外板を縫い合わせることはとても繊細な作業です。当院で包茎手術される方の多くが「傷跡が目立たないようにしてもらいたい」とご希望されています。そのため、当院では熟練の医師が仕上がりにこだわり、縫合を行うのです。 傷跡の縫合は細かい傷になるようなイメージで縫うことが大切です。そうしないと、傷跡が大きく盛り上がってしまうため、どうしても目立ってしまいます。経験や知識が少ない医師が施術する場合にどうしても傷跡が目立つことが多く、当院でも修正依頼を受けることが少なくありません。ツートンカラーもそうですが、基本的には目立たないようにする、仕上がりにこだわり繊細な手さばきで施術をする意識と技術が大切です。安いからといって安易に飛びつくと失敗することも増えますのでお気をつけください。

手術後に遅漏になった

包茎手術後に亀頭が露出して敏感になってしまい早漏になるというケースはわりとあります。しかし逆に包茎手術後に遅漏になってしまいなかなか射精できなくなるというケースもあります。これは失敗事例とは言い切れませんが、包茎手術後のお悩み例としてこちらに掲載いたします。 真性包茎でどちらかといえば遅漏だったCさん。包茎手術をして亀頭が露出すれば、今までにない快感ですぐに射精できるのではと思ったら、意外にもより遅漏になったと感じたのだそうです。 前提として、包茎治療後は包茎だった頃のペニスとは全く違う感覚となります。真性包茎だと、性行為中も包皮が剥けないため膣からの刺激は亀頭が直接感じることはありません。しかし包皮を切除して亀頭が露出すれば、ダイレクトに膣の刺激を亀頭で感じられるようになります。つまり、包茎の頃と手術後では全く別の刺激をCさんは感じているわけです。 新たな刺激を性感と感じられないケースは意外とあります。また、包茎手術後に一時的に感覚が鈍くなることも実は少なくありません。様々な要因が重なったことでCさんは一時的に遅漏になってしまったのだと考えられます。 亀頭やカリは性感帯であるため、刺激に慣れてくれば膣の感触で快感を得られるようになります。時間が解決するので安心してくださいと伝え、後日「遅漏がおさまりました」と連絡を受けました。

手術したのに皮が余っている

包茎術をしたはずなのに皮が剥けていない!まさかと思う事態ですが、こうした失敗事例は思ったよりも多くあります。 Dさんは仮性包茎で見た目の改善を願って包茎手術をしました。しかし抜糸してある程度期間を置いても、皮は馴染むことがなく尿道が見える程度の半剥け状態のペニスに仕上がってしまったのだそうです。 なぜこのような失敗事例が起きてしまったのか、その答えはとてもシンプルです。執刀を担当した医師が、事前にDさんのペニスの状態を把握しきれておらず切除する皮が少なくなってしまったためです。 包茎手術では、術前に非勃起時と勃起時の長さをしっかり計測する必要があります。さらに皮の伸縮率も測ってペニスがどんな状態でも亀頭が露出している状態にしなければいけません。 しかしDさんを担当した医師は事前の計測を怠ってしまったのでしょう。勃起時に皮の突っ張りがあるといけないと思ったのか、それとも切除部分を間違えたのか、皮を余らせる結果となってしまったようです。包皮が余っているのであれば修正手術は難しくありませんので、当院にて修正治療を行いました。 ちなみに、非勃起時と勃起時の差が大きい方の場合、非勃起時の皮を多少余らせなければいけないケースもあります。そのような場合は事前にお伝えしますのでご安心ください。

勃起すると突っ張る

手術後に初めて勃起してみたら皮が突っ張って痛みを感じる、こうした失敗事例もよく聞きます。ケースにもよりますが、包皮を切りすぎている可能性があります。 Eさんは手術後に初めてパートナーと性行為を持つことになりました。いつもより興奮してしまい強い勃起感があったかと思ったら、皮が突っ張って痛い…となってしまったそうです。 ペニスは非勃起時と勃起時で長さに差があるため、包茎手術後に皮が突っ張ってしまうケースはわりとあります。包皮を切りすぎてしまった可能性はもちろんあるものの、中にはギリギリのラインを攻めている場合もあるようです。 当院では勃起時の長さはもちろん皮の伸縮率も計測した上で適切な切除を行います。それでも突っ張ることは考えられなくはありません。これは、包皮が勃起を繰り返していくことである程度の伸びしろができ、そのうち突っ張り感が消えることを想定しているためです。 もし突っ張ってお困りでしたら一度ご相談いただければと思います。

包茎手術で後悔しないためのクリニックの選び方

包茎手術の成功可否は、そのクリニックに在籍している医師がどの程度の知識・経験・技術を持っているかにかかっています。高いレベルであれば失敗する可能性は限りなくゼロになりますし、手術をして良かったと思えることでしょう。 ここでは包茎手術で失敗しない、後悔しないためのクリニック選びについてご紹介します。

担当医の情報を確認する

包茎手術の質は担当する医師のレベルによって決まります。知識・経験・技術が高いレベルであれば、失敗することはほぼありません。 事前にペニスの状態を診て長さを測定し、デザインを適切に行い、正確で丁寧な包皮の切除や縫合を行えば仕上がりは満足できるレベルとなるはずです。 では医師の持つ知識・経験・技術は事前にどうやって調べれば良いのでしょうか。もちろん試しに切ってもらうなんてことはできません。外部から確認するためには、在籍する医師の名前、経歴、資格などをチェックしてみましょう。出身大学や担当してきた科も知ることができますので、そこから知識や技術力についてはある程度推測を行うことができるでしょう。

開院からどれくらいなのかを確認する

手術を検討しているクリニックが開院してからどれくらいなのかも確認しておきましょう。というのも、包茎専門のクリニックは開業したと思ったらすぐに閉業してしまうことが少なくありません。単純に依頼件数が少なくてビジネスとして立ち行かなくなったケースもあるでしょうが、評判が悪くて畳まざるを得なかったケースも意外と多くあります。 そういった意味では、開院してからの年数はそのクリニックの信頼の証でもあります。また、長く在籍して経験年数が多い医師がいれば、包茎手術の症例数も多いため信頼感があります。 ただし注意したいのが、数字だけは長くなっているものの在籍する医師の顔写真が全く分からない場合です。このようなケースではアルバイトの医師が入れ替わり立ち替わりで包茎手術を行っている可能性があります。そのようなクリニックの手術は質が低く、失敗する可能性が高いと言えるでしょう。

口コミや感想をチェックしておく

近年はSNSやインターネットサイトで様々なジャンルの口コミを集めることができます。もちろん、包茎手術についてもクリニックの口コミを集めることが可能です。料金や治療内容、治療後の状態、患者さんの満足度など様々な角度から口コミを集めて、納得できるクリニックを探してみるのも良いのではないでしょうか。 ただし注意したいのが、やらせ口コミも世の中にはたくさんあるということです。口コミサイトと謳っておきながら実はただの広告案件だったというケースは実際にたくさんあります。口コミ内容の精査も磨くことをお勧めします。 また逆に、口コミを信じすぎないことも大切です。特にSNSの場合、「良いこと」は心にしまって「悪いこと」は公にしてスッキリしたいというのが人の心理というものです。ネットの書き込みは半分信じて半分はスルーする、参考程度に確認するのが良いのかもしれません。

医師が話を聞いてくれるかどうかで判断する

最終的な判断材料となりますが、カウンセリングで医師がどのような対応をとるかは必ずチェックしましょう。どんな業種でもそうですが、利益だけ追っている人は自社の商品ばかり勧めてきて、こちらの話を聞こうともしません。そして費用について確認しても曖昧にするようなこともあります。このような人は信用することは到底できないでしょう。 医師も同じです。高額な手術方法ばかりを勧めるのではなく、患者さんの話をじっくり聞いて心に寄り添い、その人に合った手術方法を提案できるならば信頼できます。さらに術後の仕上がりやリスク、費用についてもしっかり説明してくれれば、包茎手術も任せることができるのではないでしょうか。「信頼できる」そう思える医師にぜひ手術をお願いしましょう。

まとめ

包茎手術に限らず、身体にメスを入れる「手術」にはどうしてもリスクがあります。様々なクリニックの中で信頼できると思った医師を選べたのなら、もう手術は成功したようなものです。包茎手術で後悔しないためには、費用の安さや高さに惑わされず、医師や看護師の話をしっかりと聞いて納得できたときに手術する決心をつけましょう。

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

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