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包茎の矯正は自分でできる?その方法やリスクと手術との違いを解説

「包茎の矯正は自力でもできる?」「包茎矯正器具って効果あるの?」といったご質問を受けることがあります。これは医療関係者ならば誰もが同じ答えになると思いますが、流通している包茎矯正器具は医学的根拠がありません。そのため、使用はおすすめできません。 今回は、包茎矯正器具とはどのようなものなのか、その種類やリスク、包茎手術との違いについて解説します。

包茎矯正とは?

包茎矯正とは、器具などを用いて自力で包茎を改善することです。包茎手術のように、余っている包皮を切除するわけではないため、根本的な解決はできません。あくまでも簡易的かつ一時的な処置です。 包茎の矯正に用いられる器具には、リングタイプのもの、下着、ジェルなど様々なものがあります。インターネット等を通して通販されることがほとんどで、「包茎矯正器具」として流通しているようです。広告を見ると、器具を用いれば包茎を改善できるような気がしてしまうかもしれません。しかし、包茎矯正器具類を用いたからといって包茎が改善される医学的根拠はありません。むしろ、安全性が低くペニスに重大なリスクを及ぼす器具もありますので、使用しないことをおすすめします。

包茎の矯正と包茎手術の違いについて

包茎の矯正と包茎手術にはどのような違いがあるのでしょうか。効果の持続期間や安全性、費用などの面から解説していきます。

矯正は一時的な処置である

前述の通り、一般流通している包茎矯正器具には、包茎を改善できるという確かな医学的根拠はありません。例えば、矯正リングを装着している間は包皮がまとまって亀頭を露出し続けられるようになるかもしれません。しかし、外してしまえば元に戻ることがほとんどであり、効果と呼べるようなものを感じられるのは本当に短い間だけです。矯正リングに関していえば、ペニスの血流を妨げる恐れもあるため、むしろリスクの方が大きいかもしれません。

手術をすれば確実に改善できる

一方、クリニック等で行われる包茎手術は、確実に包茎を改善できて亀頭も露出できるようになります。余った包皮を外科手術により物理的に切除するためです。効果も包茎矯正のような一時的なものではなく、半永久的に持続します。もちろん、医療機関で行う手術ですから、安全性が高い点も包茎矯正との大きな違いです。 ただし、包茎手術の場合は費用が高くなります。保険診療の包茎手術であれば費用を抑えられますが、見た目が悪くなる可能性があるためおすすめできません。また、術後は傷口が治るまでのダウンタイムがあるため、すぐに激しい運動をしたり性行為をしたりすることはできません。 しかしそれでも、包茎手術ならば、確実に包茎を治せますし大切なペニスを守れますので、包茎矯正と比べて価値が高いことは間違いないでしょう。

包茎矯正の種類や方法

包茎矯正器具として流通しているものにはどのようなものがあるのでしょうか。その種類や、謳っている矯正方法について解説します。

包茎矯正リング

包茎矯正リングとは、アルファベットのCまたはOのような形をしたものです。余った包皮をペニスの根本に集めてリングを装着し、包皮の戻りを抑えることで亀頭を露出させます。商品によって素材に違いがあり、弾力性のあるものもあればプラスチックや金属で硬いものもあります。後者のように硬い素材でできていると、ペニスの膨張に対応できず、血流を妨げる恐れがあり危険です。弾力性がある素材であっても、ペニスへの血流は阻害される可能性があるため、装着はおすすめできません。

包茎矯正ジェル

包茎矯正ジェルとは、包皮を剥いてジェル状の接着剤を包皮に塗って固定させて亀頭を露出させるものです。リングのようにペニスを圧迫することはありませんが、接着剤に含まれている成分によっては、炎症を招く恐れがあります。また、接着した部分が痒くなったり、不衛生になってニオイを発したりする可能性もあります。やはり、使用をおすすめできるものではありません。

包皮口を広げる器具

金属製の器具により包皮を広げて真性包茎を改善させるものもあります。確かに皮膚はある程度伸びるものではありますが、真性包茎は亀頭の癒着が原因となっている場合もあり、無理に広げて剥くのはあまりおすすめできません。また、包皮口を広げる過程で裂傷や炎症が起きれば、周辺の皮膚が硬くなりさらに包皮口が狭くなる恐れもあります。

包茎矯正で考えられる様々なデメリットやリスク

包茎矯正器具を使用する様々なデメリットやリスクについて解説します。

重大な怪我や炎症のリスク

包茎矯正器具を紹介する広告のほとんどに「安全です」「人体には無害です」といった宣伝文句が書かれています。しかし、そうした商品は医療器具ではなく、あくまでも一般流通商品ですし、検査機関によって検査を通過したものでもないため、本当に安全であるかどうかはわかりません。中には「第三者機関によって安全性が…」と記載されているものもありますが、その第三者機関が本当に存在するのか、そもそも検査してもらったのかも不明です。 そうした器具を使う場合、注意すべきは重大な怪我や炎症といったリスクではないでしょうか。大切なペニスを守るためにも、そのような安全性が不確かな器具は使用すべきではありません。

コストパフォーマンスが悪い

包茎矯正器具はコストパフォーマンスが良くありません。確かに、1つの商品を購入するだけならば、包茎手術よりも安価に済みます。しかし、それらの器具たちは、包茎を改善する効果が医学的に認められません。つまり、なんの意味もない商品を数千円~数万円かけて購入することになります。これはコストパフォーマンスが悪いどころか、お金を捨ててしまうのと一緒とすらいえるのではないでしょうか。

ほぼ、効果がない

包茎矯正器具によっては、一時的に効果のようなものを感じられるものがあります。例えば、包茎矯正リングは装着している間は亀頭を露出し続けられます。しかし、外してしまえばすぐに包皮は元に戻ってしまい、亀頭は覆われてしまうことでしょう。包茎矯正ジェルも、接着剤が取れてしまえば自然と包茎状態に戻っていきます。つまり、包茎矯正グッズのほとんどは効果がほぼない、といっても過言ではないのです。

確実に包茎を矯正・改善するならノーストクリニック

包茎を確実に矯正・改善したいとご希望ならば、経験・実績豊富なノーストクリニックにお任せください。

熟練の医師が手術を行う

ノーストクリニックは創業から33年、症例実績12万件を誇る包茎治療専門のクリニックです。包茎治療について専門的に学び、多くの経験を積み、日頃から技術の研鑽を惜しまない医師が手術を行います。そのため、包茎矯正器具では実現できない、確実な包茎治療をご提供可能です。 もちろん、包茎手術をするならば見た目にもこだわりたいところでしょう。ノーストクリニックでは、事前に患者さんの非勃起時・勃起時のペニスを測定し、余っている包皮も正確に測ります。そして目立ちにくいラインで切除できるように、デザインを行います。その上で、熟練の医師が仕上がりにこだわって包皮を切除しますので、傷跡が目立ちにくくすることが可能です。より美しい見た目にこだわった美容形成術もご提供できますので、興味がございましたらお問い合わせください。

痛みに配慮する二段階麻酔

包茎手術というと「痛いのでは?」と不安を感じるかもしれません。包茎手術では、局所麻酔を行うため術中の痛みは感じません。また、ノーストクリニックでは患者さんの痛みに配慮して、局所麻酔の前に注射針の痛みを軽減する表面麻酔をペニスに行います。二段階麻酔により術前・術中の痛みはほぼなくなりますのでご安心ください。術後の痛みについても、数日間は多少ズキズキしますが、痛み止めを処方しますので大丈夫です。

無料カウンセリングでじっくり相談できる

ノーストクリニックでは包茎手術の前にじっくりと無料カウンセリングを行います。患者さんのお話をじっくり伺い、お悩みやご要望を伺った上で最適な治療法をご提案します。無理に高額な手術をすすめたり、後から高額な費用を請求したりすることはございません。治療内容やかかる費用の目安をご説明し、ご納得いただいてから包茎手術を行いますのでご安心ください。

アフターフォローも万全

ノーストクリニックはアフターフォローにも力を入れています。包茎手術後、「痛みがひかない」「腫れがある」といったお悩みがあれば、24時間いつでもご連絡ください。専門の男性スタッフが丁寧に対応します。また、「出血が止まらない」という場合はすぐご連絡ください。全国に展開する33院にてアフターケアいたします。

切らない包茎治療にも対応

ノーストクリニックは包皮を切除する包茎手術だけでなく、切らない包茎治療にも対応しています。軽度の仮性包茎であれば、亀頭増大術により包茎状態を改善できる可能性がありますので、ぜひご相談ください。

まとめ

今回は、包茎の矯正は自力でできるのか、包茎矯正器具の種類やその危険性について解説しました。 巷で販売されている包茎矯正器具は、ほぼなんの効果も実感できないのが現実です。いくら安いとはいえ、いくつも購入してなんの効果も得られないのであれば意味がありませんし、ペニスに重大なリスクを及ぼす可能性もあります。そのため、包茎矯正器具の購入・使用はおすすめしません。 包茎を確実に矯正・改善したいとご希望でしたら、経験実績豊富なノーストクリニックにご相談ください。

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

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