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包茎のペニスにできたしこりは梅毒?尖圭コンジローマ?症状や治療法を解説

「ペニスにできたしこり、一体なんだろう?」ペニスは男性にとって大切な部位ですから、異常があると気になるものです。ペニスのしこりはただの脂肪の塊ということもあれば、性病やがんの可能性もあります。そのため、気になるようでしたら自己判断や放置をせずに、病院の受診をおすすめします。 今回は、包茎のペニスにできるしこりで考えられる病気の種類、しこりの治療法、包茎だとしこりができやすいのか、について解説します。

包茎のペニスにしこりができる主な病気とは?

包茎のペニスにできるしこりにはさまざまな種類があります。以下で、ペニスにできるしこりで考えられる病気について解説します。

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマとは、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することが原因で発症する性病です。陰茎や亀頭などにイボのようなしこりやブツブツができます。 しこりは放置すると増殖・肥大するだけでなく、性行為によりパートナーに感染させてしまうことがあります。不衛生な状態で感染しやすくなるため、包茎の方は感染しやすい傾向にあります。

陰茎硬化症(ペロニー病)

陰茎硬化症とは、陰茎海綿体白膜にしこりができる病気です。しこりができることで勃起時に痛みが出たり陰茎が曲がったりすることがあります。発症原因は明らかになっていません。

梅毒

梅毒は代表的な性感染症で、ペニスにしこりができます。梅毒トレポネーマという細菌に感染することで発症します。 梅毒はその症状の程度から、第一期から第四期まで分けられます。ペニスにしこりが出るのは第一期であり、感染からおよそ3週間~3ヶ月の間に生じます。しこりは放置してもそのうちに消えますが、治療をしない限り細菌は体内に存在しています。そのまま放置し続けると、神経障害や命にかかわる症状が出るため、とても危険です。

陰茎がん

ペニスにしこりができる病気として陰茎がんもあります。がんというと肺がんや胃がんをイメージする方も多いですが、ペニスにもできてしまうのです。ただ、発生頻度は低く、稀ながんとされています。 陰茎がんでできるしこりは、痛みはほぼありません。尖圭コンジローマや梅毒と判別しにくいため、放置することで進行する恐れがあります。気になる場合は病院に行って診てもらいましょう。

陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫

陰茎がんと同様に稀なケースとして、ペニスにしこりができる症状のひとつに、陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫というものがあります。発症原因はわからないものの、寒い場所で陰嚢をさらすことで生じることがあるとされています。ほとんどは悪性の可能性がなく、脂肪組織が硬くなり、しこりになっています。

包茎のペニスにしこりができる病気の症状と治療法

包茎のペニスにできたしこりの種類ごとの症状や治療法を解説します。

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマの症状や治療法は以下の通りです。 症状 尖圭コンジローマはペニスのさまざまな部位にしこり、ブツブツができます。陰茎、亀頭、包皮、陰嚢、さらには肛門などにもできることがあります。しこりは徐々に増殖・肥大化して、カリフラワーのような状態になり、かゆみ等の違和感が出ることが少なくありません。 治療法 尖圭コンジローマの治療法はいくつかあります。 しこりやブツブツを医療用レーザーによって熱処理、または液体窒素によって除去します。除去術によって治療跡が残ることはほぼありません。HPV(ヒトパピローマウイルス)によってできるものなので、ウイルスの増殖を抑える軟膏薬を患部に塗布することもあります。

陰茎硬化症(ペロニー病)

陰茎硬化症(ペロニー病)の症状・治療法は以下の通りです。 症状 陰茎硬化症(ペロニー病)のしこりは、陰茎や亀頭の溝部分にできます。勃起時はもちろんですが、非勃起時も触るとしこりがあるのがわかります。良性とされますが、勃起時に痛みが出る、陰茎湾曲(ペニスが曲がる)などの症状が出ることがあります。 治療法 陰茎硬化症(ペロニー病)の治療は薬物療法がメインです。薬の投与により改善がみられない場合は、局所注射により改善を図ります。陰茎湾曲の症状が出た場合は、手術によりしこりの切除、陰茎の延長などを行います。

梅毒

梅毒の症状と治療法は以下の通りです。 症状 梅毒は症状の進行具合により第一期から第四期に分かれます。第一期にできるペニスのしこりは痛み・かゆみはありません。1ヶ月ほどでしこりが消えます。第二期では、梅毒性バラ疹、梅毒性脱毛など全身症状が現れ、時間の経過とともに落ち着きを見せます。第三期は感染から3~10年以上経過後に訪れます。骨や筋肉、さらには臓器にしこりやゴム腫ができます。鼻周辺にゴム腫ができると、鼻が欠損することもあります。第四期は感染から10年以上経過後で、心臓血管や中枢神経が侵されてしまい、神経障害や大動脈破裂など命に関わる状態になります。 治療法 梅毒の治療では、抗生物質の服用や注射により行います。早期発見・早期治療が何よりも大切な病気ですので、異常を感じたらすぐに病院を受診しましょう。

陰茎がん

陰茎がんの症状や治療法は以下の通りです。 症状 陰茎がんは陰茎や亀頭、包皮などにしこりができます。しこりそのものに痛みはないものの、腫瘍が細菌感染することで痛み・出血などの症状が出ることがあります。 治療法 陰茎がんの治療は、他のがんの治療と同様に、手術による病巣やリンパの除去、凍結療法、放射線治療などが行われます。ただし、がん細胞が残ったり、リンパ節を通って転移したりすることがあります。そのため、治療後の経過観察をしっかり行うことが大切です。

陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫

陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫の症状や治療法は以下の通りです。 症状 陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫では、陰茎の付け根や陰嚢に良性のしこりができます。脂肪組織が固まっているだけなので、通常は痛みなどがほとんどありません。気になって触ってしまい、傷がついて細菌感染により痛み・腫れが出ることはあります。 治療法 陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫の治療は、炎症を抑える鎮痛剤を用いたり、摘出手術を行ったりします。

包茎だとペニスにしこりができやすい?

男性のシンボルであるペニスの異変はとても心配になるものです。実は包茎の場合、ペニスにしこりができやすい可能性があります。以下で、包茎とペニスのしこりの関係性について解説します。

包茎は性病にかかりやすい

包茎はその種類を問わず、亀頭が露出しているペニスよりも性病にかかりやすい傾向にあります。 包茎は亀頭が包皮で覆われているため、包皮内部に汚れが溜まりやすくなります。そのため、不衛生になりやすく、入り込んだ雑菌が増殖しやすいのです。また、不衛生であることから炎症も起きやすく、炎症部位から菌やウイルスが体内に侵入しやすい状態になります。そのため、性行為によって梅毒や尖圭コンジローマなどの性病にかかる可能性が高いのです。

包茎と陰茎がんの関係

陰茎にがんができるのはかなりのレアケースです。しかし、陰茎がんはHPVや喫煙、さらに包茎が発症に関連しているという見方もあります。また、包茎の場合、亀頭が包皮に覆われていて、ペニスの全体像を把握しにくいです。そのため、しこりを含めたさまざまな病変を見逃してしまう可能性があります。見つかるまでに時間がかかればかかるほど、病気は進行してしまうため危険です。 このように、包茎と陰茎がんには関係性があるのではないかとされています。

包茎やペニスのしこりでお悩みなら東京ノーストクリニックへ

包茎やペニスのしこりを改善するならば、東京ノーストクリニックへご相談ください。

無料相談でペニスのお悩みをじっくり相談できる

東京ノーストクリニックでは、無料でカウンセリングを行っています。包茎をはじめ男性特有のペニスのお悩みをじっくり伺い、必要な治療をご提案いたします。ペニスの悩みはデリケートなもので、なかなか他人には相談できません。当院では、個室にて医師がマンツーマンでカウンセリングを行いますので、どんなお悩みでも人目を気にせずお話しいただけます。

ペニスのブツブツ治療に対応している

東京ノーストクリニックは、包茎治療だけでなく、ペニスにできたブツブツやしこりの治療にも対応しています。診療にて尖圭コンジローマかそうでないかを診断し、医療用レーザーによって熱処理することでブツブツを除去します。治療中は痛みもなく、治療跡が残ることもほとんどありませんのでご安心ください。

痛みの少ない二段階麻酔

手術前の麻酔注射が怖い、という方もご安心ください。東京ノーストクリニックでは、麻酔針のチクッとした痛みを抑えるため、事前に表面麻酔を行います。表面麻酔の効果によりペニスの皮膚感覚が鈍りますので、注射針の痛みはほとんど感じません。もちろん、手術中の痛みも局所麻酔が効いていますので、痛みを感じることなく進められます。

仕上がりにこだわった包茎手術

東京ノーストクリニックは創業から33年、症例実績12万件以上を誇る老舗のクリニックです。在籍する医師は包茎に関する豊富な専門知識や経験を持っています。それらを活かして、仕上がりにこだわって施術いたしますので、傷跡もほぼ目立たなくできます。また、当院独自の「美容形成術」によって、さらに美しい仕上がりを実現できますので、ぜひご検討ください。

アフターケアで術後も安心

包茎手術は日帰りでできますので、術後そのままご帰宅いただけます。術後の過ごし方や処方薬の使い方などは、お帰りの前に丁寧にご説明いたしますのでご安心ください。また、術後に強い痛みや腫れがひかない、出血が止まらなくなったといったトラブルがありましたら、すぐにご連絡ください。全国35院ある東京ノーストクリニックどこででも、無料で再診を受けられます。

まとめ

今回は、包茎のペニスにできるしこりについて解説しました。 しこりと一口に言っても、実はいろいろな種類があります。良性で特に問題のないものもあれば、性病やがんなど危険な病気もあります。急にしこりができた、痛みがある、などの違和感があれば、すぐにご相談ください。 また、包茎の方は性病や陰茎がんリスクが高まる傾向にあります。包茎でお悩みでしたら、ご自身の身体のためにも、ぜひ東京ノーストクリニックでの包茎手術をご検討ください。

監修者情報

東京ノーストクリニック田中泰吉総医院長

監修者 田中泰吉

東京ノーストクリニック 総院長

最終学歴
昭和49年 大阪医科大学医学部卒業
昭和49年 医師国家試験合格
職歴
平成02年 田中クリニック 開院
平成13年 東京ノーストクリニック 開院
平成24年 東京ノーストクリニック 総院長就任
平成27年 東京ノーストクリニック 梅田院 非常勤就任
著書
男のためのノースト最強治療法 | 田中泰吉 (著)

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